かいふう

近未来への展望や、如何に。

「法治国家の在り様」.その6

kaihuuinternet2006-06-05

小泉首相は5日昼、「村上ファンド」の村上世彰氏がニッポン放送株の売買をめぐるインサイダー取引を認めるなど、株の不正売買が続くことに関連し、「(証券市場は)公正かつ信頼される取引がなされるような体制を作ってもらいたい」と指摘した。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。(2006年6月5日読売新聞)

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与謝野金融相は5日、村上ファンドのインサイダー事件に関して記者団に、「時代の寵児(ちょうじ)のように扱われていた方々が、証券取引法に対する強い自覚なしに行動したことは、反省されるべきだ」と述べ、ライブドア事件に続いて株式市場に絡む事件が相次いだことを批判した。

投資ファンドを巡っては昨秋以降、村上ファンドの中核だった投資顧問会社がTBS株を大量保有した事実が長期間公表されないなど不透明な実態が次々に明らかになった。

このため、7日にも参院で成立する金融商品取引法案(証券取引法の抜本改正)では、投資ファンドなど機関投資家に認めている情報開示の特例を見直し、大量保有報告書の提出期限を現在の最大3か月半後から最大3週間後に短縮するなど規制を強化する。金融相は同法案について「できるだけ早く国会で承認してもらいたい」と述べた。(2006年6月5日読売新聞)
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『法の不知は許さず』という法曹界の格言があるそうだ。前回の、未だ知らぬ存ぜぬの方と違って、今回の方はサスガ通産省OBだけあって、対応が速い。それも、省内事情に精通してるが故、多勢に無勢を敏感に受け取り、読んだんでしょう。『甘かった』とは、シンガポールに移転したのに、海外進出したのに、で見逃してくれるとでも、からでしょうか。{プロ中のプロ}とは、どうやら囲った円の額の桁幅、からの発言らしい。若隠居して、日本将棋とチェスの違いでも研究しますか。
虚像を剥がされて、『悪かった』と非を認めた、真実は美しくTV映りしたんです。