かいふう

近未来への展望や、如何に。

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社会保険庁は31日、都道府県ごとにばらばらだった社会保険事務所の事務処理方法や申請書類の様式などを、同庁が作成した業務処理マニュアルに基づき、10月から全国で統一すると発表した。

各事務所が独断で行動することを防ぐとともに、不正やミスの点検をしやすくするのが狙いで、同庁では、国民年金保険料の不正免除などの不正の防止に役立つと期待している。

保険料の不正免除問題では、年金加入者の収入が少ない場合などに認められる保険料免除の手続きで、加入者が記入する申請書類を職員が代筆するなどの不正処理が多数見つかり、都道府県で異なる事務処理も不正の温床の一つと指摘された。

これを受け、マニュアルには「職員が加入者の申請書類を書いてはいけない」などの具体的な禁止事項が明記された。

このほか、約200種類の申請書類の様式や添付書類の種類なども統一すると定めた。利用者にとっても、企業や社会保険労務士らが都道府県をまたいで申請する際などには、利便性が向上することになる。(2006年9月1日読売新聞)