かいふう

近未来への展望や、如何に。

国民の難事にも、配慮を示される。

帝王切開で男のお子さまを出産された秋篠宮紀子さまの主治医、中林正雄・愛育病院長は6日、秋篠宮ご夫妻が「国民の役に立つことであれば」と、さい帯血の提供を申し出ていたことを明らかにした。

さい帯血は、へその緒と胎盤に含まれる血液で、血液を作る成分を多く含んでおり、白血病など血液疾患の治療に利用されている。

「東京都赤十字血液センター臍(さい)帯血バンク」(江東区)によると、愛育病院は、都内の病院でさい帯血採取の提携をしている9病院の一つ。

この日、採取された紀子さまのさい帯血は、同センターが細胞の量などを調べる精密検査を行い、要件を満たしていれば登録して凍結保存される。

同センターでは、ご夫妻の決断に「大変にありがたい篤志。さい帯血の採取はなかなか定着しないが、妊婦の理解が深まることで、提供が少しでも増えてくれれば」と歓迎している。(2006年9月6日読売新聞)
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白血病など血液疾患の患者、とその家族にとって、またとない朗報でしょう。提供者が増加を願っているのは、彼らのみではありません。医療従事者は皆さん、国民的課題だとおもっていらっしゃるでしょう。気付いていてくださったことはありがたいです。
そう、そして「へその緒」、です。