かいふう

近未来への展望や、如何に。

クロネコも招き猫

ヤマト運輸は11日、日本郵政公社郵便小包ゆうパック」について、不当な低価格で独占禁止法違反にあたるとして、公正取引委員会に申告した。

これについて日本郵政公社経営管理部は「訴訟係争中の案件でもあり、コメントは控えたい」としている。

ヤマトによると、公社が「ゆうパック」の料金を安く設定できるのは、独占事業である手紙やはがきなどの「信書事業」で得た利益があるためで、事業費用を正確に料金に反映していない不当廉売にあたると指摘している。(2006年9月11日読売新聞)
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初めてクロネコのマークを店頭で見掛けた時、{黒猫}は夏の怪談もの、のイメージがあり心配したが、杞憂に終わった。クール便も出てきた時、こっちも夏だけ、が年中。そんなに、お中元やらお歳暮やら皆さん挨拶交わしているのか、と。今年1月で宅急便30周年を迎えた。
『心身に障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現。そのノーマライゼーションの思想こそ、ヤマト福祉財団の基本理念です。』
グループに障がい者共働の会社がある。スワンベーカリー事業は、「アンデルセン」「リトルマーメイド」を全国展開しているタカキベーカリーの高木誠一社長という良き理解者、協力者を得て、同社が独自に開発した冷凍パン生地を使えば障がい者でもパンが焼けること、から着想して実現にこぎつけた。1998年6月スワンベーカリー銀座店が第1号店としてオープンし現在直営店6店、チェーン店17店が各地に展開。働いている障がい者の数は、直営店29名、チェーン店170名。
2001年11月22日 赤坂店オープンには、オープニングセレモニーに、小倉昌男氏と並ぶ小泉首相、ベーカー駐日米大使。これが、郵政民営化をある意味象徴しているように映る。
農村でワイナリーを設立、「ここロゼ」を全国販売までした川田昇氏の「こころみ学園」。そして都市部でベーカリー展開、「スワン」店を拡げた小倉昌男氏。ともに、障がい者雇用と就労に模範たる実績を重ねている。