NHK総合「クローズアップ現代」午後7:30〜
「倒れても 娘を取り戻すまで〜広がる横田夫妻の思い〜」
2006年1月から今月まで、過去の放送番組をめくってみると、北朝鮮のそれが1回あったが、拉致事件のそれは見当たらない。前年以前を探せば、出てくるだろう。国谷裕子キャスターが、スタジオゲストの某教授か専門家にインタヴューしたのが、記憶にある。
この長寿番組、数々の賞を受賞している。菊池寛賞も。時間帯が午後7:30になってからは、かなり視聴してきた。コンパクトな割りには、海外現地中継も交えたり、国連事務総長など権威ある方との単独会見も国谷キャスターの流暢な英語に支えられ、すこぶる切れがいい。
視聴してから報告が、今回はその案内予告当日である。
どうぞ、ご覧になってください。横田ご夫妻が出演の予定です。
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【ヘルシンキ=飯塚恵子】アジアと欧州の協力強化の枠組みであるアジア欧州会議(ASEM、加盟38か国・1機関)の第6回首脳会議が10日午後(日本時間10日夜)、ヘルシンキ市内の国際会議場で開幕した。
小泉首相は、安全保障に関する10日の最初の討議で、北朝鮮問題やテロ対策などで、多国間外交を一層推進するべきだ、として、アジアと欧州の連携強化を呼びかけた。
特に、北朝鮮による拉致問題について、「日本だけでなく、韓国や一部欧州諸国など国際的な広がりを有する問題だ。国際社会が一致して北朝鮮に対し、核、ミサイル、拉致問題の早急な解決に努力するべきだ」と述べ、拉致問題解決への理解を求めた。
会議ではこのほか、中東情勢、イランの核開発問題、ミャンマーの民主化などについても話し合われ、国連関与を強化する必要性について多くの意見が出た。
参加国は、11日には北朝鮮やイラン問題に対する国際社会の対応などを盛り込んだ議長声明を採択する予定。また、インド、パキスタン、モンゴル、ブルガリア、ルーマニアの5か国と、東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局の新規加盟を承認する見通しだ。これにより、ASEMは計43か国・2機関に拡大する。
ASEMは今年で発足10年目で、10日は、創設10周年を記念する式典が行われた。(2006年9月11日読売新聞)