かいふう

近未来への展望や、如何に。

{投資事業組合}と{会社義兄弟}対決.その2

ライブドア事件で、証券取引法違反有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた前社長・堀江貴文被告(33)の第6回公判が20日、東京地裁で開かれ、元取締役・宮内亮治被告(39)の証人尋問が行われた。

宮内被告は、堀江被告の指示により、関連会社「ライブドアマーケティング」が2004年の中間決算などで粉飾を行ったなどと証言した。

証言によると、マーケティング社は同年4〜6月期と1〜6月期の決算がいずれも赤字だったため、同社元社長は同年6月末か7月初旬、宮内被告に対し、中間決算が赤字でも許してもらえるよう、堀江被告への取りなしを頼んだ。

宮内被告が話を伝えると、堀江被告は「クロクロの方が良いでしょ」と発言。その後の7月7日、堀江被告から宮内被告や同社メディア事業部の担当者に、「マーケティング社が若干赤字なので、少し売り上げ付けてあげたら」とのメールが送信された。宮内被告はこのメールについて、「粉飾でも構わないから、架空の売り上げを計上しろという指示だと思った」と述べた。

宮内被告は今年1月の強制捜査後、当初は「社長を守ろう。全部おれのせいにしろ」と部下に話した。しかし堀江被告は周囲に「おれ知らないよね」と念を押すような発言を繰り返した。また弁護士に「どうしたら逮捕されないか」とも相談していたという。

宮内被告は、そうした堀江被告の態度に若い社員が不信感を抱いたとし、「社員よりも、自分が付き合っている女性の方がかわいそうだと言われた社員もいたと聞いた。守りの砦(とりで)がガラガラと崩れていった」と証言した。(2006年9月20日読売新聞)
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ライブドア事件で、証券取引法違反有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた法人としてのライブドアと関連会社「ライブドアマーケティング」の公判が21日、東京地裁で開かれ、2法人が最終弁論を行い、結審した。

分離公判中の前社長・堀江貴文被告(33)が会計ルール上の解釈などを巡り、検察側と争っていることから、小坂敏幸裁判長は、「ほかの被告の進行を踏まえて決めるのが適当」と述べ、判決期日は指定しなかった。

2法人にはそれぞれ罰金3億円、同5000万円が求刑されている。最終弁論でライブドアの弁護側は、「順法意識を失った一部役員の暴走によって事件を起こしてしまったが、経営陣を刷新するなど自発的に改革が行われている。すでに十分な社会的制裁も受けており、重いペナルティーを科す必要はない」などと述べ、寛大な処置を求めた。(2006年9月21日読売新聞)
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個人、そして法人と、ダブルで審理されています。
自分のような未だ老人を認めたくない労人も、嫉妬しない爺さんとして、参考にしましょうか。