かいふう

近未来への展望や、如何に。

「視援隊」が受賞、は眼鏡の威力。

世界の難民支援活動に貢献した個人・団体を表彰する「ナンセン難民賞」の授賞式が2日夜(日本時間3日未明)、ジュネーブ国連難民高等弁務官事務所UNHCR)本部で行われ、各地の難民に眼鏡を贈る活動を続ける富士メガネ(本社・札幌)の金井昭雄会長(63)が、日本人として初めて同賞に輝いた。

米国留学でボランティア活動の大切さを知った金井会長は、眼鏡店のスタッフとともに「視援隊」(ビジョンエイド・ミッション)を組織。1983年以来、タイ、ネパール、カンボジアアルメニアアゼルバイジャンなどの難民キャンプを訪問し、視力検査や眼鏡の寄贈活動を続けてきた。これまで贈った眼鏡は約11万組にのぼる。

金井会長は授賞式で、「たった1つの眼鏡でも、難民の人生を変える可能性がある。これからも活動を続けて行きたい」と抱負を語った。副賞の賞金10万ドルはアルメニア難民らの支援活動に使いたいとしている。

ナンセン賞はノルウェー人の初代難民高等弁務官フリチョフ・ナンセンを記念して54年に創設。過去には、ワイツゼッカー独大統領や歌手ルチアーノ・パバロッティ氏らが受賞している。(ジュネーブ 渡辺覚)(2006年10月3日読売新聞)
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あれほど疎ましくおもっていた眼鏡が、今では必需品。ないと困る日常で過ごす様になった。マンシンソウイでくたばってやるまでは、良い品物は使うことにした。
使う前は、眼鏡を誤解していた。焦点が固定してるから、新聞読む30センチ用、マンガ読む20センチ用と幾種も揃えねば、眼が疲れる、肩がこる。だから、1個しか購入できぬなら、間を取って25センチ用を買う。それを両手で固定して焦点を当て、読む。
だが実際使ってみると、習慣も手伝ってか、鼻ペチャだからズリ落ちてくると、呼吸困難になるんだが、よく使える。
焦点が合わぬと、神経も痛むんだろうな。疲れやすくなる。眼鏡跡が残るほどのこともしばしばだが、掛ける見易さはもう捨てられぬ。
だから、眼鏡が必要な人が使えない、掛ける便利を未だ知らない、のは知るのがつらい。
金井昭雄氏は、その欠如ある人々から困難を追放した。彼らに生きる意欲を取り戻させた。受賞おめでとうございます。