かいふう

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北朝鮮向け「しおかぜ」に、総務省の支援。

北朝鮮による拉致問題の解決に取り組む「特定失踪(しっそう)者問題調査会」が、北朝鮮向けに流している短波ラジオ放送「しおかぜ」について、総務省の松田隆利次官は12日の会見で、周波数の変更などの際に支援する方針を示した。

しおかぜは昨年10月から、英国の放送配信会社に委託して毎日2回、日本国外から北朝鮮向けに、特定失踪者の家族の手紙を読み上げたり、関連するニュースを流したりしている。

調査会によると、妨害電波のために、北朝鮮国内に届かなくなり、これまでに数回、周波数を変更しているという。

このため、総務省は、新たな周波数が必要な場合は、国際放送の周波数の割り当てを決める国際電気通信連合に働きかける。

また、茨城県内にあるNHKの短波ラジオ国際放送の送信所を、しおかぜの放送に使えるかどうかを協議する。しおかぜの放送はカンパで賄っているが、国内の放送施設を使えば費用を抑制できる可能性があるという。

さらに、NHKに対して、政府の見解などを短波ラジオ国際放送で流すよう命ずることができる「命令放送」を使って、拉致問題について海外に訴えることも検討していく。(2006年10月12日読売新聞)
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自民党の片山参院幹事長は16日、都内で講演し、菅総務相がNHKに対し、北朝鮮拉致問題短波ラジオ国際放送で取り上げるよう命令する考えを示したことについて、「拉致問題を世界の人に正確に分かってもらう必要はあるが、命令でやるのは穏当ではない。依頼すれば足りることだ」と述べ、慎重な考えを示した。(2006年10月16日読売新聞)