かいふう

近未来への展望や、如何に。

旧山古志村(長岡市)から。地方自治体の施策.その13

2年前の新潟県中越地震で全村避難した旧山古志村長岡市)の住民のうち、最終的に山古志に戻る住民は7割にとどまることが17日、長岡市の調査でわかった。

残り3割は帰らない見込み。当初は「全員帰宅」を目標に掲げ、ほとんどが帰宅する意思を示していたが、今なお141世帯に避難指示が続くなど復旧工事が遅れており、実際に戻る住民は今後も減る可能性がある。

市が今年9月、住民から聞き取り調査した。地震前の690世帯のうち、「山古志に戻る」と回答したのは243世帯で、すでに戻った245世帯と合わせ、計488世帯(70・7%)となった。

「戻るつもりはない」と答えた住民は、<1>冬場の雪下ろしが大変<2>市街地の生活の方が便利<3>通勤が近い――などを理由に挙げている。

すでに別の地域に転居した住民もいるが、転居先から山古志に通って農業を続けたいとする住民も多いという。

また、地震前に2〜3世代が同居した世帯では、高齢世帯だけが戻る「世帯割れ」の傾向もみられ、1世帯当たりの人数は減る見通しだ。(2006年10月17日読売新聞)