かいふう

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「横田空域」の返還問題。その1

日米両政府は、米軍横田基地(東京都福生市など)が航空管制業務(ラプコン)を行う「横田空域」の返還問題で、2008年9月までに日本側に返還する内容に大筋合意した。

現在は高度約3700〜7000メートルの6段階の空域が約2400〜5500メートルの5段階に削減され、空域の2割超が返還される。

27日の日米合同委員会の民間航空分科委員会で正式決定する。これにより、羽田、成田両空港発の民間機などの飛行時間の短縮や、首都圏上空の過密状態の緩和が期待される。

横田空域は1都8県にまたがり、高度約7000メートルの最も高い北部から、約3700メートルの南東部まで階段状になっている。羽田、成田両空港の発着便は空域の上空や南側を迂回(うかい)している。

今回の合意では、〈1〉北側の約6100〜7000メートル部分を約5500メートルに〈2〉南側の約4900〜5500メートル部分を、約3700メートル、4300メートル、4900メートルの3段階に〈3〉最も低い東京湾相模湾側の約3700〜4000メートル部分を約2400メートルに――それぞれ削減する。各段階の地域区分は現在と異なるものになる。

日米両政府は、羽田空港に4本目の滑走路が09年度末までに整備される前の横田空域の一部返還で基本合意。今年5月の在日米軍再編の最終報告で、一部返還を08年9月までに実現すると明記した(2006年10月23日読売新聞)
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往年の「横田めぐみさんを横田基地に迎える会」、という想像が浮かんで来てしまいます。