テレビのクイズ番組でも活躍した漫画家のはらたいら(本名・原平)さんが10日、肝不全のため死去した。63歳だった。告別式は15日午前11時30分、東京都板橋区板橋1の48の13新板橋駅前ホール。自宅は文京区小石川4の18の7の807。喪主は妻、原ちず子さん。
高知県出身。高校卒業後上京し、20歳の時、「新宿B・B(ベベ)」でデビュー。「ゲバゲバ時評」「モンローちゃん」など、ナンセンスな社会風刺と清新なお色気で売れっ子になった。1977年から92年までクイズ番組「クイズダービー」のレギュラー解答者を務め、甘いマスクと7割を超える正答率で「はらたいらさんに3000点!」などの流行語を生んだ。ニュース司会やCMタレントとしても活躍、読売国際漫画大賞の選考委員なども務めた。92年から発病した更年期障害と向き合った「はらたいらのジタバタ男の更年期」などエッセーも多数。(2006年11月10日読売新聞)
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「クイズダービー」のレギュラー解答者を15年以上されたというは、漫画家が茶の間TV副業で稼いで、かつ顔を売ってる訳ですから、マンガ家のタレントが無かった者から観れば、新規開拓者に映りました。更年期障害と向き合って、それさえエッセーにも仕上げるなんて。さみしいです。