かいふう

近未来への展望や、如何に。

企業と消費者志向

日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)は14日、「2007年次RJCカーオブザイヤー」に、三菱自動車の軽乗用車「i(アイ)」(排気量660cc、4人乗り)を選んだと発表した。三菱自の受賞は初めてで、軽自動車の受賞は1993年(94年次)のスズキ「ワゴンR」以来、13年ぶりだ。

選考対象は、05年11月から06年10月までに発売された国産乗用車。輸入車対象の「カーオブザイヤーインポート」には、ディーゼルエンジンを搭載した「メルセデス・ベンツE320CDI」が選ばれた。(2006年11月14日読売新聞)
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自動車が新車登録され抹消されるまでの「車の平均寿命」は11年――。自動車検査登録協力会が14日に発表した2006年3月末時点の自動車保有動向によると、軽自動車を除く自動車の平均使用年数は11・10年で、調査を始めた1974年以降で最長になった。

最長記録の更新は04年以来2年ぶり。10年前の96年より1・83年伸びた。平均寿命が11年を突破したのは初めてで、新車販売が振るわないことが、1台の車に長く乗る傾向を強めたとみられる。

「車の平均年齢」にあたる、新車登録からの平均経過年数(軽自動車を除く)も6・90年と、14年連続で高齢化が進んでいる。(2006年11月14日読売新聞)
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戦後の名車軽スバル360以来、知らぬ間に550cc、そして排気量660ccとアップして、消費者ニーズに応えるべく企業努力を重ねて来た。
この狭い列島。物流の移動のトラック。通勤通学、そして観光のバス。メンテナンスなど工事用車輌。学生バイトではないが、幹線道路の十字路でも腰掛けて、数量計片手にものの数十分でも観察してみれば、眼球(め)が回る忙しさだ。あの車両の流れにも乗る教習場通いしないと、車運転も容易ではない。
今や、無事故のペーパードライバー、もライフスタイルと認めたい。
高齢者が高速道を逆走して大事故、は笑い話では済まない、課題である。
並みいる候補車から、今回軽が選ばれたのは、最近の原油値上がりのみだとはおもえない。でも身近に感じる。
掲載は、日本自動車工業会のPR福祉車両