かいふう

近未来への展望や、如何に。

TVの面目躍如.その18

NHKTV教育「NHK手話ニュース845」午後8:45〜9:00
新たな拉致被害者警察庁は断定した。それを2人の手話通訳者が伝えた。かって拉致被害者救出国民大集会において、壇上脇から複数交代で長時間の演説を伝えたように、この番組も拉致事件を放送する。外国語を本人意思に添わず無理矢理習得させられるのは、はじめは聞けない、話せない訳であるから、聴覚と言語が不自由な方々には、その異国に拉致された者のつらさ孤独は、ある意味ひと一倍わかるかも知れません。
また、そのような国の恫喝や卑劣に無駄な血税を渡さない覚悟を政府が固持する、それをこの国の公共の福祉を漏らすことのないように監視する、双方の意味があります。
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1977年に失跡した鳥取県米子市松本京子さん(当時29歳)について、警察庁は17日、北朝鮮による拉致被害者と断定したと発表した。

政府は20日に開く関係省庁連絡会議で拉致被害者と認定する。

政府認定の拉致被害者は17人目。

同庁は根拠として、失跡当時、現場付近に工作員が潜伏していた可能性が高いという情報があったことに加え、最近になって得られた関係者の証言などから「拉致以外の可能性が完全に否定された」としている。

松本さんは同年10月21日午後8時ごろ、米子市の自宅近くの編み物教室に向かう途中で消息を絶ったが、同時間帯に、松本さんとみられる女性が2人の男に海岸方向へ連れ去られるのが目撃されていた。

拉致の可能性がある行方不明者を調べている「特定失踪(しっそう)者問題調査会」(荒木和博代表)では、松本さんを「拉致の疑い濃厚」としていた。

家族会代表の横田滋さん(74)、早紀江さん(70)夫妻は17日、川崎市の自宅マンションで会見。滋さんは「調査を継続しているということが北朝鮮への圧力として伝わる」と歓迎し、早紀江さんは、「お母様はどんなに喜ばれるだろうと思った」と、29年間にわたって娘の行方を案じてきた松本さんの母、三江さん(83)をおもんぱかっていた。(2006年11月17日読売新聞)
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松本京子さんの母三江さん(83)と兄孟さん(59)、支援者らは17日、米子市役所で記者会見した。孟さんは「認定は我々にとっての第一歩。妹が無事に帰ってくることが目的」と話した。

三江さんは、京子さんが編んだという紫のカーディガンに袖を通し、「京子がおってくれたらええのになあ。1日でも早く帰ってくるのを待っちょる」とハンカチで目頭を押さえた。

一方、鳥取県内の貿易会社の社長が2002年、北朝鮮の会社との取引で「キョウコ」と名乗る通訳の女性と数回、電話でやり取りしていたことが新たに判明。

中年女性の声で、同県のなまりのある日本語を流暢(りゅうちょう)に話したという。この社長が数回やり取りした後、「松本京子さんか」と質問すると、女性は笑ってごまかし、その後、通訳は別の男性に代わったという。(2006年11月17日読売新聞)
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29年前といえば、横田めぐみさん拉致と同じ年。しかも1ヵ月前。
TV取材だと昼間の日光の海岸線を撮るが、事件日は夜8時頃。しかも、止めようとした人を怪我させての実行。戦慄する。
公安はすぐさま対応せよ。厳重警戒を怠るな。