【ジュネーブ=渡辺覚】国連貿易開発会議(UNCTAD)が16日発表した2006年版「情報経済報告」によると、2005年末時点の世界の携帯電話利用者数は、前年比約24%増の約21億7100万人に達し、初めて20億人の大台に乗った。
国別の携帯電話利用者数は、中国が約3億9300万人と首位で、日本は米露に次ぐ第4位の約9400万人だった。
一方、インターネット利用者数は前年比約20%増の約10億2000万人で、こちらも10億人の大台に初めて達した。国別の首位は米国の約1億8500万人(04年末)で、日本は約8500万人で中国に続く3位だった。
人口100人当たりの利用者数で普及率を比較すると、日本は、携帯電話が74人の43位、インターネットは66・6人で13位にとどまった。(2006年11月17日読売新聞)
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