かいふう

近未来への展望や、如何に。

曽我ひとみさん、未帰還母ミヨシさんを語る。

北朝鮮による拉致被害者曽我ひとみさん(47)は6日、家族4人で新潟県佐渡市に帰郷して2年になるのを前に、佐渡市を通じて談話を発表した。

曽我さんは「本当の家族そろっての幸福な生活とは言えない。母が一緒にいてこその家族ではないかと思う」と、一緒に拉致された母ミヨシさん(当時46歳)の安否を気遣い、「来年こそは母の問題が解決され、家族全員が健康でそれぞれの夢に向かって努力していきたい」とした。

11月に北朝鮮女工作員が拉致の実行犯として国際手配されたことにも初めて触れ、「どんなささいな事柄でも、母につながる情報が欲しい」と情報提供を呼びかけた。

市内の観光施設で働く夫のジェンキンスさん(66)は「とても楽しく仕事ができてありがたいと口癖のように言っている」という。

新潟市内の専門学校で保育士を目指す長女美花さん(23)、ブライダル関係の仕事に就きたいという二女ブリンダさん(21)に対しては「自分の夢の実現に向かって一歩一歩確実に歩んでいって欲しい」と期待を込めた。(2006年12月6日読売新聞)
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ごく普通の慈悲深い母親が、家族と日常会話を交わせない非常を、危惧します。解決出来ないでいる不甲斐無さ、その僅かの責任逃れを、黙認出来るのか、と問われたら。