かいふう

近未来への展望や、如何に。

『別に、キャベツ』。食卓のメンバー.その2

高原キャベツの産地・群馬県嬬恋村の主婦グループが千切りキャベツ専用のドレッシングを開発した。

来年度中に商品化する予定で、村などが経営する東京・神田の直売店で発売する。嬬恋村のキャベツは生食用が主力で、千切りで食されることが多く、地元の主婦らが「食卓の脇役になりがちな千切りを主役に押し上げたい」と発案した。

主婦らは村の管理栄養士の監修を受け、地元産のエゴマやリンゴ、みそのほか、ウメやかつお節などの食材を使ったレシピを考案し、7日に千切りキャベツとの相性を審査して5種類を開発。9日に東京都内で試食会を開き、さらに3種類に厳選して商品化する。

キャベツの甘みを生かすため酸味の強い種類が多いのが特徴。トンカツなどに添えた場合にさっぱりするようにウメを使ったものや、千切りをつまみとして食べられるようスパイシーなものも用意した。

豊作で価格が低迷し、廃棄する産地もあるが、グループ代表の降旗まさみさん(58)は、「新鮮なキャベツを食べている私たちの舌を生かしたドレッシングで、おいしく健康に千切りを楽しんで」と、消費拡大に期待している。(2006年12月8日読売新聞)
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「食育」とは、誰が初めての造語であろうか。それに、{著作権}など連想しない。{詠み人知らず}で、でも生き延びるだろう。いつか、辞書に定着するやも。「医食同源」もあったな。
キャベツには、お世話になった。今年は豊作貧乏で、生産者自らトラクターで踏みつけていくのを、見ると悲しい。なんとか、流通調整着けて、飢えてる人々の口に届かないか、ふとおもう。
どの家庭の食卓にも、定番があって、それが数皿並ぶ日、まったく出ない日、あるよね。
キャベツは、うちでは、ゆでたのを、砂糖酢醤油の薄味で、夏場に食卓に載せる。夏バテに酢が食欲を促すからだろう。
嬬恋村のキャベツは、家人が旅行に広大な畑を視野に入れたとおもうが、はたして季節は何時だったか。自分もその壮観を目にするは、もうおそらくない。あと、銚子のキャベツも有名らしい。あの台地に海風との温度、日中夜間の差、が美味しくするとか、TVの昼番組で聴いた。秋刀魚には大根おろしだが。
居住する地域も、来た当初はキャベツ畑。それが、現在はマンションやら公園に姿変えた。日に日に、みどりが消えていく。自然が視界から失せる。
その分、キャベツの千切りを楽しもう。
油で炒めても、ソースでいける。