北海道滝川市の女児いじめ自殺や、道立高校の必修逃れ問題を受け、道教育委員会は13日、一連の問題への指導監督が不十分だったとして吉田洋一教育長を戒告とし、道教委幹部や職員、道立高校長や教頭ら計143人を同日付で戒告(3人)、訓告(40人)、厳重注意(100人)とする大量処分を発表した。
滝川市で昨年9月、小6女児が教室で自殺を図り、今年1月に死亡した問題では、6月に女児の遺書のコピーを紛失していた学校安全・健康課の主査を訓告。この主査の上司にあたる同課主幹は、必修逃れをしていた高校の教頭から道教委高校教育課のカリキュラム指導担当になったが、改善の措置を行わなかったとして、2件に絡んで訓告となった。(2006年12月13日読売新聞)