【テヘラン=工藤武人】イラン国営テレビによると、同国のアフマディネジャド大統領は16日、「イランは平和目的の核開発の経験と成果を、すべての域内諸国に供給する用意がある」と述べ、核技術の中東諸国への移転に意欲を示した。
イランを訪問しているクウェートのサバハ首長の特使との会談で語った。
ペルシャ湾岸6産油国で作る「湾岸協力会議」(GCC)が10日の首脳会議で採択した、加盟国が核の平和利用の権利を保持していることを確認する声明を歓迎するなかで発言した。
核拡散阻止に神経をとがらせる国連安全保障理事会常任理事国が警戒感を強めるのは必至で、イラン核問題をめぐる安保理制裁決議案の協議の行方にも影響を与えそうだ。(2006年12月17日読売新聞)
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平和利用だけで済むならいいんだけれど。どこの国も、それ以外とオイルマネーを絡めて考えてしまう輩はいない、保証はしない。