かいふう

近未来への展望や、如何に。

[記憶ある人びと]TVの面目躍如.その27

NHKTV教育 「ETV特集
 「アフガン戦争〜米ソ介入 秘められた真実〜」」
午後10:00〜11:29
近代、そして現代の違いは、と問われても、どこにその境界を定めてよいか、わからない。しかし、代理戦争という輪郭が浮かび上がってくると、もう現代史、という枠で括りたくなる。
アフガニスタンの、100万という犠牲者は、それでは何でどう括るのか。旧ソ連の送り込まれて死傷した若い兵士たちは、ベトナムからのアメリカ帰還兵と同じ情況と後遺症を背負って、苦汁を噛み締めやっと家族の元に帰宅したんだろう。
今回公表の資料、すなわち旧ソ連の幹部の方々が、現役を離れ自宅あるいは事務所で淡々と邂逅する、その現代史は、まるで衛星放送で講師から授業を聴講してる気軽さ、身近さである。他の星の出来事、の錯覚すら感じるのは、自分が老いた感覚だとしても。
どの国にも、悲しい惨めな時代はある。当時ゲリラ側にあって果敢に闘った若い指揮官、彼の写真を見て、彼が後暗殺されたのを思い出した。宮殿で撃たれた時の権力者の妻が、同時に埋められた我が息子を想い涙に暮れる。彼らが生きていれば。
アフガニスタン、といえば、地雷を踏んで殉職したカメラマンの南條直子さんを思い出す。