電気通信事業者協会が7日発表した1月末時点の携帯電話、簡易型携帯電話(PHS)の契約数は、前年同月比5・4%増の1億22万4500件となり、1985年にNTTが肩掛け式の「ショルダーホン」を発売して23年目で、初めて1億件を突破した。
人口普及率は78・5%に達し、市場は「1人1台」時代の飽和状態にさしかかっている。
携帯電話の契約数は5・4%増の9531万5200件、PHSは6・3%増の490万9300件。
99年には、NTTドコモがインターネット接続サービス「iモード」を開始して普及に弾みがつき、5000万件を突破した。その後、8年弱で携帯・PHS市場は倍増したことになる。(2007年2月7日読売新聞)