かいふう

近未来への展望や、如何に。

厚生労働省エイズ動向委員会の調査。

昨年1年間に、エイズウイルス(HIV)に感染した人とエイズを発症した人の報告数は、過去最高の1304人(速報値)に上ったことが7日、厚生労働省エイズ動向委員会の調べでわかった。

報告数が1000人を超えたのは、2004年から3年連続となった。同委員会によると、昨年の感染者数は914人、患者数は390人(いずれも速報値)で、いずれも過去最高となった。05年に比べ、30歳代以上の中高年で感染者・患者数が増えていた。

同委員会委員長の岩本愛吉・東大医科学研究所教授は「感染者のほとんどは性感染なので、エイズが身近な病気だということを理解し、予防と検査を心がけてほしい」と話している。(2007年2月7日読売新聞)