宮崎県議会の2月定例会が15日開会し、東国原(ひがしこくばる)英夫知事(49)が所信を述べた。
知事は、宮崎弁も交え「一刻も早く県政の再生を果たす」と強調し、官製談合事件で信用が失墜した県政の立て直しを訴えた。
また、「前例踏襲や先入観に固執していては、社会の変化に対応できない」と改革の重要性を強調した。
おなじみの作業服姿ではなくスーツ姿。1月の知事選で当選後、初めての議会だったが、議員からのヤジはなく、無難なスタートとなった。
60席の傍聴席には93人の希望者が訪れ、抽選から漏れた人や後から来た約50人は、別室でテレビモニターを見た。傍聴した宮崎市の無職上平田勝さん(64)は「大きな声で演説する姿に、一生懸命頑張ろうという姿勢を感じた。言葉が政治家らしくなく、身近さを感じた」と好感を持った様子だった。
報道陣も約150人が詰めかけ、宮崎放送は「県議会ではおそらく初めて」という生中継で議会の様子を伝えた。(2007年2月15日読売新聞)
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古里再興ならば、長野県の前知事田中氏の県政もある。国外では、米国カリフォルニア州知事の芸能界からの転進、そして再選もある。
宮崎県といえば、緑を下にシーガイアの高層施設の威容。それも今や外資系の運営ときく。
天孫降臨の高千穂峡、新知事も言及していたが、由緒ある自然に、『団塊の世代』も誘ってもらいたい。
就任早々、鳥インフルエンザなど難問を抱えましたが、庶民感覚に鋭敏な資質で、県民の声をよく聞いて、日を追うごとく、政治家の顔をつくっていってください。