かいふう

近未来への展望や、如何に。

「ぼくの映画史」.その1の2

木下恵介監督の名作「二十四の瞳」(原作・壺井栄)のデジタルリマスター版が完成し、3日から公開が始まった。東京・東銀座の劇場には、教え子を演じた12人が集まり、45年ぶりに一緒に映画を鑑賞した。

二十四の瞳」は、香川県・小豆島の分教場に赴任した大石先生(高峰秀子)と子どもたちの交流を描いた1954年公開の作品。子役たちは「瞳の会」という親睦(しんぼく)会を作り、交流を続けてきたが、そろって映画館で鑑賞するのは、62年のリバイバル公開以来。(読売)
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他は形容することをはばかるが、戦後日本映画の母は、木下恵介監督作品群である。そして、それに数多く主演された高峰秀子さんであろう。雰囲気は、ヒチコック監督「断崖」に主演した女優ジョーン・フォンテンにも似ている