かいふう

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保育園児4人死亡事故、さいたま地裁判決。

埼玉県川口市で昨年9月、保育園児らの列に車が突っ込み、21人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた同県栗橋町南栗橋運送業手伝い井沢英行被告(38)の判決が16日、さいたま地裁であった。

中谷雄二郎裁判長は「過失行為の危険性や悪質性は際立っており、被害結果も悲惨で痛ましく誠に重大。法定刑の上限をもってしても社会的非難、罪責を評価しきれない」として、求刑通りに同罪で最高刑の懲役5年を言い渡した。

判決によると、井沢被告は昨年9月25日、川口市戸塚東の市道で乗用車を運転中、助手席の携帯型カセットプレーヤーに目を向け、片手で操作しながら走行。左側を歩いていた川口小鳩保育園の園児らの列に突っ込み、盛山陽南子(ひなこ)ちゃん(当時3歳)、小山内夢乃ちゃん(同4歳)、平井萌奈ちゃん(同5歳)、福地悠月(ゆづき)ちゃん(同5歳)の4人を死なせたほか、女性保育士3人を含む17人に重軽傷を負わせた。

この事故を巡っては、遺族らが井沢被告に危険運転致死傷罪(最高刑・懲役20年)を適用するようさいたま地検に要望。さらに、法務省に対し、21万人を超える署名を添えて、業務上過失致死傷罪の法定刑の上限引き上げを求めた。(読売)
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[危険運転致死傷罪]は適わず、業務上過失致死傷罪で最高刑の懲役5年、の判決。幼児だからではなかろうが、この刑罰は、余りに軽い、とおもわれる。4人死んだのに変わりない。
ならば、どうする。