全日本空輸は13日、直営13ホテルの不動産を米大手証券モルガン・スタンレーグループに売却することを発表した。
売却額は約2813億円となり、帳簿価格との差額の約1300億円を2008年3月期決算で売却益として計上する。売却で得た資金は、主に低燃費の新型航空機の購入に充て、本業の航空事業で競争力を強化する。
売却対象は、ANAインターコンチネンタルホテル東京(旧東京全日空ホテル、東京・港区)、大阪全日空ホテル(大阪市)、万座ビーチホテル&リゾート(沖縄県恩納村)など。
全日空は昨年10月、ホテルの運営について、英国系ホテルチェーン、インターコンチネンタルホテルズ・グループと共同出資で設立した運営会社に移管することを決めた。同12月、全国の30ホテルのうち、自社で不動産を保有する直営13ホテルの売却方針を発表していた。
全日空は、07年3月期の連結決算で、過去最高の売上高と営業利益を達成する見通しだ。ただ、2010年に羽田空港や成田空港の発着枠が拡大することで、海外の航空会社との競合が激化するのに備え、新型機への更新を急いでいる。(読売)
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一度しか行けなかった沖縄旅行、無事帰宅してから、オタクになり、それでもあちらこちらのパンフに載る万座ビーチホテル&リゾート(沖縄県恩納村)は、憧れの対象であった。
売却先社員が『グッド フライデー!』、という光景が浮かんできてしまいそうだ。