かいふう

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六本木ヒルズ「森タワー」のエレベーター事故。

六本木ヒルズ「森タワー」(東京都港区)のエレベーターのワイヤロープが破断し、火事が発生した問題で、事故機を管理する「日本オーチス・エレベータ」(中央区)が、2005年1月にロープの赤さびなどを確認しながら、1年10か月も清掃を行わず放置していたことが1日、同社の社内調査でわかった。

今年3月の定期検査ではロープの太さを調べただけで、ロープの状況を「良好」とする虚偽の報告書を作成していた。

建築基準法では年1回の定期検査が義務付けられ、赤さびを確認して以降の05年〜07年の毎年3月に同社の検査員が検査を実施していた。しかし、少なくとも07年の時点では汚れで破断の有無が確認できない状態だったのに、専用の検査機器も使用せず、ロープの太さだけを調べて、ロープの状態を「良好」とする報告書を作成。所有者の「森ビル」を通じて東京都に提出する手続きを進めていた。この報告は、日本オーチス社本社の担当者も把握していた。

赤さびについては、2005年の時点で、別の場所の同社製92基でも見つかっていた。同じ現象は同業他社の製品でも起きており、一部の社はロープごと交換することを決めていた。

また、六本木ヒルズの11基については、定期検査とは別の保守点検で昨秋、「汚れが激しく、除去するのは困難」との報告が日本オーチス社にあがったが、同社が交換を決定したのは今年2月。昨秋の段階で交換を決めていれば、火事を防ぐことができた可能性も指摘されている。江崎社長は、「2005年1月に赤さびが確認できた段階で、ロープの交換の検討を始めるべきだった」と判断の遅れを認めた上で、「重大な品質悪化が会社上層部に報告されず、社内体制に大きな問題があった」と陳謝した。(読売)
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たしか、{円劇一代}の本拠地の{現代の出島}でしょう。
よもや、当時連日押し寄せるマスコミと観光客とヤジウマで満員のエレベーター、係員オソレをなして手を抜いた訳ではないですよね。