かいふう

近未来への展望や、如何に。

社会保険庁の改革.その16。『あなたがいれば、それしか。あなたが入れ歯、それ歯科』

kaihuuinternet2007-05-16

社会保険庁の指導医療官が、出身大学である東京歯科大(千葉市美浜区)のOBの歯科医らに監査や指導で便宜を図る見返りに、同大同窓会幹部から現金を受け取った事件で、警視庁捜査2課は16日、栃木社会保険事務局の指導医療官・佐藤春海(はるみ)容疑者(57)を収賄容疑で、同大同窓会副会長で日本歯科医師会前専務理事の内山文博容疑者(66)ら2人を贈賄容疑で逮捕した。

同窓会側が佐藤容疑者に約10年間にわたって提供した約1000万円のほかにも、別名目で現金が支払われており、捜査2課は、同大の同窓会組織が癒着の温床になっていたとみて、この現金の趣旨についても追及する。

ほかに贈賄容疑で逮捕されたのは、内山容疑者とともに同大同窓会副会長を務めている歯科医師の大友好(よしみ)容疑者(73)。同課は16日、厚生労働省保険局医療課などを捜索した。

調べによると、佐藤容疑者は、指導医療官として東京社会保険事務局などに勤務していた2002年11月〜05年7月、同大OBの歯科医らとの勉強会の場で、社会保険事務局から監査や指導を受けた時の対処法を教えるなどした見返りに、内山、大友両容疑者から現金2百数十万円を受け取った疑い。

一方、贈賄側2人については、大半が贈賄罪の公訴時効(3年)を過ぎているため、逮捕容疑は、現金数十万円を佐藤容疑者に渡した疑い。

佐藤容疑者は1994年4月に指導医療官に赴任してから間もなく、同窓会側から勉強会などの会合1回につき約50万円の現金を受け取るようになり、その総額だけで約1000万円に上っていたほか、別の名目で同窓会側から現金の提供を受けていた。

全国の社会保険事務局に所属する指導医療官は、医療機関保険診療についての指導や監査を担当。診療報酬の請求点数の高い医療機関や、不正請求情報があった医療機関について個別指導に入り、レセプト(診療報酬明細書)やカルテをチェックし、必要のない薬が使われていないか見破ることなどを期待されている。不正が疑われた場合は、指導を監査に切り替え、保険医の登録の取り消しを求めるなど強い権限がある。

佐藤容疑者は、東京歯科大で内山容疑者の6期後輩にあたり、歯科医師の資格を持ち、指導医療官になる以前は、都内の金融機関の診療所で勤務医をしていた。同窓会側から受け取ったカネの多くは貯蓄していたという。(読売)
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社会保険庁の指導医療官と東京歯科大同窓会幹部による贈収賄事件で、逮捕された同大OBの指導医療官・佐藤春海容疑者(57)は、同大の同窓会側から現金提供を持ち掛けられたのをきっかけに、年に数回、1回につき50万円程度を受け取るようになっていたことがわかった。

警視庁捜査2課の調べに同窓会関係者が供述しているという。資金提供が始まったのは、佐藤容疑者が指導医療官に就任してから2年以上たった1996年ごろとみられる。

歯科医としての勤務経験を持つ佐藤容疑者は94年4月、厚生省の指導医療官に採用され、2005年4月に栃木社会保険事務局に異動するまで、東京都内の歯科医の保険診療をチェックする業務を担当していた。

これまでの調べで、佐藤容疑者が05年7月ごろまで同窓会側から継続的に受け取っていた現金の総額は、約1000万円に上ることが判明しており、捜査2課が、佐藤容疑者や同窓会関係者から事情を聞いた結果、同窓会側が96年ごろ、佐藤容疑者に持ち掛けたことがきっかけになって、現金のやり取りが始まり、その後、約10年にわたって続いていたことがわかった。

贈賄側の同大同窓会副会長で歯科医の大友好容疑者(73)と、同じく副会長で日本歯科医師会前専務理事の内山文博容疑者(66)のうち、大友容疑者が、同窓会内で大きな発言力を持つ東京地域支部連合会の会長に就任したのは2000年で、内山容疑者も同時期に同連合会の副会長職になった。

佐藤容疑者への資金提供の原資はこれ以前から、同連合会の会計から捻出(ねんしゅつ)されており、大友、内山両容疑者以外の同窓会幹部が資金提供に関与していた疑いが浮上している。捜査2課では、現金の供与が始まったのが、佐藤容疑者が指導医療官になって2年以上たっていることから、当時、同窓会側に、佐藤容疑者に近づかなければならない何らかの理由があった可能性があるとみて、当時の関係者からも事情を聞いている。(読売)
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佐藤容疑者、砂糖で歯磨いてたんでないの。口腔ケアで塩で歯磨きは知識だけれど。
以前、社員食堂で言いたかったセリフ、今言う機会を与えられた。『佐藤さん、塩取って』

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そうか、同窓会側から、佐藤Gメンに近づいたのか。
ならば『佐藤さん、何故塩取って撒かなかったのか』