2007-05-25 アスベスト(石綿)被害、2006年度の労災認定。 公害問題 アスベスト(石綿)による肺がんと中皮腫(しゅ)を発症した労働者のうち、2006年度に労災認定された人は1796人で、05年度の2倍を超えたことが25日、厚生労働省のまとめで分かった。前年度の4倍近くとなった05年度に続く急増ぶりで、同省は「石綿の被害の実態と、労災対象になることが広く知られてきた」と分析している。同省によると、06年度に労災認定された1796人(前年度722人)のうち、肺がんが790人(同219人)、中皮腫1006人(同503人)だった。(読売)