かいふう

近未来への展望や、如何に。

モンゴル出身力士の先駆け、元小結旭鷲山の引退断髪式。

kaihuuinternet2007-06-02

モンゴル出身力士の先駆けとして大相撲を盛り上げ、昨年九州場所中に引退した元小結旭鷲山(34)(本名ダバー・バトバヤルウランバートル出身、大島部屋)の引退断髪式披露大相撲が2日、両国国技館で行われた。

同郷の朝青龍白鵬の両横綱ら約230人がはさみを入れ、師匠の大島親方(元大関旭国)がマゲを切り落とした。

横綱白鵬にとっては、来日と角界入門を手引きした恩人でもある。「お疲れさまです」と笑顔で声を掛け、はなむけに土俵上では初めての土俵入りも披露した。朝青龍は「いろいろ起こしたけど、寂しさも思い出もある……」。旭鷲山のマゲをつかんで反則負けを喫した2003年名古屋場所など、因縁の数々が脳裏によみがえったらしく、しみじみしていた。

断髪式の間、「グッと来て、頭の中が真っ白になった」というバトバヤル氏。本人によると、すでに高速道路の工事契約に携わるなど、母国で実業家として活動しているという。(読売)
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日本角界史に、旭鷲山の名は残る。小結は、三役だから、それも初めて、という意味においても。
先日、白鵬の綱編みに彼の顔を見て、まだマゲ姿で、そうか、そして本日という段取りなんだ、と。
母国の建設のために実業界でまた一役買うとなれば、新横綱にはさみを入れてもらうのも、よい時節だろう。