かいふう

近未来への展望や、如何に。

ブルドックは吠えた。柴犬も秋田犬も土佐犬も紀州犬も集まるかも知れぬ。

ソース最大手のブルドックソースは7日、米系投資ファンドスティール・パートナーズ・ジャパンによる株式公開買い付け(TOB)に対抗する買収防衛策を導入すると発表した。

全株主に株式を無償で割り当てる新株予約権を発行したうえで、スティールには予約権を行使できない条項を盛り込み、スティールの持ち株比率を下げる。ブルドックは同日、スティールのTOBに反対する方針を初めて表明し、買収を巡る攻防は敵対的買収に発展した。

ブルドックは24日の株主総会に防衛策議案を提出し、特別決議の承認を得る計画だ。スティールがブルドックの対抗策に反発するのは必至で、今後は法廷闘争となる可能性もある。

ティールを含む全株主に対して新株予約権を1株につき3個割り当てる。スティールとその関連会社などを「非適格者」として、予約権を行使できないと定める。スティールの予約権はブルドックがTOB価格(1584円)の4分の1に当たる1個396円で買い取る。

ティールはブルドックの発行済み株式の10・52%を持つ筆頭株主で、5月18日にブルドックに対するTOBを開始した。今月28日の期限を前に、買収目的などについて質問や回答のやりとりを重ねてきた。

ブルドックは反対の理由として、<1>スティールはブルドックの企業価値を高める経営を行う能力を持たず、企業価値や株主の利益を損ねる<2>TOB価格は低く、情報開示も不適切――などとしている。

新株予約権の無償割り当ては取締役会決議でも可能だが、株主総会の特別決議にかける理由について、ブルドックの池田章子社長は記者会見で「多くの株主と審議して決めるのが良いと考えた。賛同を得られる確信はある」と述べた。(読売)
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思い込みとはオソロしいもので、子どもの頃、コマ切れの豚肉買いに行った店頭で見たであろう、ブルドックのマーク。
ジョンブルの英国首相のイメージから、英国のメーカーだとついこの間までおもってました。
それが。創業105年のれっきとしたこの国の老舗企業なんですね。我が家の食卓でも入れ替わり置きます。
あのスパイス味が、ブルの顔に合うんでしょうね。ロングセラーもわかります。堅実経営のブランドです。おいそれと城を明け渡してはなりません。社長の記者会見、その決意の程、しかと拝見しました。