東証１部上場の印刷会社大手「プロネクサス」（東京都港区）の元女性社員らによる株の不正取引事件で、秋田地検は７日、証券取引等監視委員会の告発を受け、東京都葛飾区の同社元社員佐々木美千子容疑者（４３）と秋田市に住む親族ら計６人を証券取引法違反（インサイダー取引）の疑いで逮捕した。
プロネクサスは、東証から株券印刷の指定を受けている８社のうちの１社で、佐々木容疑者は、企業が株主に発送する取締役会決議通知などの校正作業を担当。
調べによると、業務の中でジャスダック上場の三光合成など計５社が株式分割を決定したとの情報を公表前に入手し、親族と、２００５年４〜９月に計８万２５７６株を計約１億２６００万円で買い付けた疑い。
監視委は、１８社の株を計約８億５０００万円で購入し計約１億１２００万円の利益を上げたとして佐々木容疑者ら７人を告発したが、同地検は親族１人については買い付け額が少ないことから任意で調べる方針だ。（読売）
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
校正作業、からか。更生してほしい。