かいふう

近未来への展望や、如何に。

元と、現公安調査庁長官の見解の相違とは。

在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)の中央本部(東京・千代田区)の土地と建物を購入した投資顧問会社の社長で、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)氏(73)が13日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、「朝鮮総連側からの依頼で購入を引き受けた。一点の違法もない」などと、適正取引であることを強調した。

朝鮮総連は、2005年11月、整理回収機構から、不良債権の約628億円の全額返還を求めて提訴され、18日に判決を控えている。

緒方氏によると、この判決を念頭に、今年4月、朝鮮総連側の代理人から「売却したい」との依頼があり、迷ったものの、「在日朝鮮人の権利を擁護する場所は必要だ」と感じ、売却代金を整理回収機構側に弁済することなどを条件に提案を承諾したという。

売買額は35億円。すでに、土地と建物の所有権は投資顧問会社に移転しているが、購入資金がまだ集まっていないため、最終的に売買が成立するかどうかは微妙な情勢だという。

また、緒方氏は、「朝鮮総連が違法行為にかかわったことは事実」としながらも、「大使館的な役割を担っている中央本部を追い出してしまえば、在日朝鮮人はよりどころがなくなってしまう。だれかがやらなければならない」と述べた。

一方、売買契約では、中央本部を今後1年間使用することを取り交わしたほか、特約として、〈1〉2年目以降の使用継続を認めるかは今後検討〈2〉契約は5年間で、それ以内に買い戻す場合は朝鮮総連側に優先権がある〈3〉朝鮮総連側は毎年3億5000万円の損害金を支払う――などが盛り込まれた。(読売)
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東京地検特捜部は13日、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)の中央本部(東京・千代田区)の土地と建物を購入した投資顧問会社の社長で、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)氏(73)の自宅と事務所を、電磁的公正証書原本不実記録の疑いで捜索した。

同部は同日、緒方氏本人から任意で事情を聞いた。緒方氏は、同本部の土地建物の所有権を同社に移転させ、実態とは異なる登記をした疑いが持たれている。

緒方氏は13日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、売買額について35億円と明らかにしたうえ、「朝鮮総連側からの依頼で購入を引き受けた。一点の違法もない」などと、適正取引であることを強調したが、購入資金がまだ集まっていないため、最終的に売買が成立するかは微妙な情勢だという。

朝鮮総連は2005年11月、整理回収機構から、不良債権の約628億円の全額返還を求めて提訴され、18日に判決を控えている。

緒方氏によると、この判決を念頭に今年4月、朝鮮総連側の代理人から「売却したい」との依頼があり、迷ったものの、「在日朝鮮人の権利を擁護する場所は必要だ」と感じ、売却代金を整理回収機構側に弁済することなどを条件に提案を承諾したという。(読売)
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在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)の土地、建物が、元公安調査庁長官が代表取締役を務める投資顧問会社に売却されていた問題で、柳俊夫公安調査庁長官は13日午前の自民党法務部会に出席し、謝罪した。

柳長官は「当庁の信頼を失いかねない重大な事態だと重く受け止めている」との認識を示した。また、同庁がこの元長官から事情を聞いたことを明らかにした上で「当庁は一切関与していないし、元長官の在職時の職務とも一切関係ないと認識している。とはいえ、元長官という立場を考えると、慎重な対応が望まれたかと思う」と述べた。(読売)