経営再建中の日本ビクターと、有力な支援企業に浮上していた中堅AV(音響・映像)機器メーカーのケンウッドが、2008年にも持ち株会社形式で経営統合することで大筋合意したことが23日、分かった。
松下電器産業からケンウッドとの経営統合を打診されていたビクターが、同日までに受け入れる意向を松下側に伝えた模様だ。3社で近く本格協議を始める見通しで、ビクターが実施する200億円規模の第三者割当増資をケンウッドが引き受け、両社が共同で持ち株会社を設立する案が有力だ。
ビクターとケンウッドは持ち株会社の下で、映像や音響事業など両社の強みを生かした相乗効果の発揮を狙う。統合に伴い両社は上場廃止となり、持ち株会社が上場する見通しだ。
ケンウッドは、すでに取引金融機関との間で500億〜600億円の融資枠を設定し、財務上の手当てを済ませたという。ビクター株を52・4%保有する松下は、持ち株会社設立を機にビクター株を売却する方針だ。(読売)
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自分は、ケンウッドの携帯のステレオスピーカーも持ってます。なんか、安心したね。