かいふう

近未来への展望や、如何に。

代替フロンは目標値を大幅にクリア。

kaihuuinternet2007-07-01

冷蔵庫やエアコンの冷媒などに使われ、二酸化炭素(CO2)の1000〜2万倍もの温室効果を持つ代替フロンの排出量が日本で急減している。経済産業省によると、代替フロンの国内排出量(CO2換算)は基準の1995年には年間5120万トンだった。これが2006年には68%減の1660万トンとなり、政府が策定した10年の目標値(5200万トン)を大幅にクリアした。

半導体などの工場で、加工に使われた代替フロンを回収・分解する技術が開発されたことが大きな要因だ。国内メーカーの自動販売機では、温室効果の低いガスへの転換も進んでいるという。

代替フロンは、オゾン層を破壊するフロンの代替品として使われているHFC(ハイドロフルオロカーボン)など3種類を指す。各国に温室効果ガスの削減義務を課した京都議定書で排出削減の対象とされた。温室効果ガス全体に占める代替フロンの割合は小さく、京都議定書の目標達成が難しい状況は変わらない。(読売)
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代替、というからには、その元のフロン、があった訳で、随分と持て囃されたものだった。
それが、オゾン層を破壊、ということで大騒ぎ、冷凍機を扱うメーカーも代替フロンに変更奔走したり、その資格試験の受験参考書の出版社までも印刷を付け加えねばならなかった。
代替フロンを回収・分解する技術が開発されたこと、はありがたい。技術者諸氏の努力の賜物と、敬意を表します。