こんにゃく入りゼリーによる窒息事故で、国民生活センターは5日、京都府の男児(2)が1999年に死亡していたことが分かったと発表した。
95年以降、こんにゃく入りゼリーによる死亡事故の判明件数は計14件となった。
同センターは6月、市販のこんにゃく入りゼリー72銘柄に関して、商品テストを実施。10年前に同様な調査を実施したときより、非常に硬く、弾力性の強い商品が目立った。
注意表示でも、子どもに与えないように注意を促していたのは25銘柄だけ。のどに詰まらせた場合に「うつぶせにして背中をたたく」など具体的な指示が書いてあったのは18銘柄だった。
同センターは「商品テストの結果、業界全体で商品の改善が行われているとは言えない」とし、販売規制を含めた事故防止策を検討するよう内閣府などに要望した。内閣府は「近く開催する各省庁の消費者政策担当課長会議で、対応を話し合いたい」としている。(読売)
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毎年正月前後、モチをのどに詰まらせて老人が窒息事故、などニュースに載る。モチは、消化がよく、カロリーもあるから、長年食べ慣れて、それで運悪く、とおもう。当事者の責任で、高齢だし、と。
だが、こんにゃく入りゼリーでは、保育所などのオヤツで出されたものを、幼児が詰まらせてでは、ちょっと待てよ、である。
親の見てないところでの事故でもある。責任を問うた時、自宅と、預けた先では、明らかに違うではないか。出されたオヤツなら、手を出すだろう。食べるだろう。
ここは、保育士だったら、園長だったら、今後こんにゃく入りゼリーは購入しない事だ。たかがオヤツで、後還暦までの人生を失くしてたまるものか。幼児ゆえ、わからないならば、そんなもの除外したって、死にはしない。墓石にこんにゃく入りゼリーで死んだ、って彫れるか。やめてくれ。
メーカー側に記載徹底は当然にせよ、委託現場での購入にも制限厳しく勧告、周知徹底を要望する。