かいふう

近未来への展望や、如何に。

TVの面目躍如.その42。『甲斐トンボ、上田原に堕つ』

NHKTV総合「風林火山 両雄死す」午後8時〜
先日、昼の同局某番組で、板垣信方役の千葉真一さんが、引退をほのめかし、これが見納めと、観ました。テーマ音楽も勇壮で飽きが来ない。草原での騎馬群激突も、リフレッシュさせてくれるんです。
それに、今回題名からして、甘利虎泰役の竜雷太さんも討ち死にする。両者の対比も興味深い。父親代わりの重鎮を失う、晴信役の市川亀治郎さんの苦汁のクローズアップも、歌舞伎の見得が生きていた。
千葉真一さんといえば、先の大河「太平記」の主演足利尊氏役の真田広之さんの育て親でもあるわけで、そこら辺も重なるのかな。
それにしても、兜も、普段着も、トンボは板垣家の家紋だったのでしょうか。カブト虫では、オチみたいで闘争心が殺がれるからかな。
諸角虎定役の加藤武さんは、なつかしさが込み上げてきます。豪華配役は、1年間視聴者を引っ張る要因ではあります。
先日は、勘助が諏訪の由布姫を雪降るお堂で説得する、シーンも観ました。
掲載は、特製壁紙で許可がでた「風林火山」。