国内の観測史上最高気温が74年ぶりに更新された16日に続き、17日も東日本から西日本にかけて各地で猛暑となった。
前日、埼玉県熊谷市と並んで40・9度を観測したばかりの岐阜県多治見市では、午後2時20分に40・8度を記録。15日にも群馬県館林市で40・2度まで気温が上がっており、国内では初めて3日連続で40度以上を観測した。
この暑さで、17日も各地で熱中症が相次いだ。読売新聞の集計では、埼玉県3人、千葉県2人のほか、大阪府東大阪市で8日にラグビーの練習中に倒れた男子高校生など関東から近畿地方までの計11人が死亡。うち6人は屋内で倒れた。また、滋賀県守山市のアパートでは、16日未明に死亡したとみられる60歳代の独居男性が見つかった。
東京消防庁によると、都内でも17日午後9時までに136人が病院に運ばれ、うち13人が重体となっている。
18日は前線が東日本を南下する影響で、関東甲信地方では厳しい暑さが和らぐが、東海や中国、四国地方では猛暑が続き、最高気温は35度を上回りそうだ。
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東京消防庁は、16日の熱中症による救急搬送人数が統計を取り始めた1997年以降では最も多い161人に上ったと発表した。10日に61人、11日に78人、15日に101人を搬送、今夏は最多記録を更新し続けている。(読売)
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掲載は、気象庁から、気温分布図。
地震の原因の、プレートの名称の数を憶えるのと、こちらは、太平洋高気圧とチベット高気圧のダブルを憶えねばならない。
今年の熱中症は恐い。もうすでに死者多数だ。高齢者や幼児は無論、そして少年までこんな炎天下で過度の運動をさせてはならない。保護者は、監督を怠っては危険だろう。
対策もダブルで、クーラーも扇風機も要る。小まめな水分補給も要る。まだまだ予断を許さぬから、スポーツドリンクも、粉末パックを買い込んで節約でいこう。額に貼る熱冷まシートも効果あり。意外と気分が落ち着く。