かいふう

近未来への展望や、如何に。

テルミンという楽器。

先日、インターネット上で 、テルミンを演奏される方のホームページを知った。
それからしばらくして、盲人の方で、テルミンの音色を聴いて、関心を抱いてメールを投稿された方が居たので、先のホームページを案内した、記憶がある。
それで、テルミンなるものを、それがどんな創りの楽器か、ひとり想像するだけでいたが、昨日、それを奏でる人がいる、ニュースがTVで流れた。会社のデスクワークする人が、何故テルミンに魅せられ、自ら演奏するまでにのめり込んだのだろうか。
彼が和楽器と共演するのを観て初めて、その楽器の正体、いや、使用形態を知った。
楽器本体に触れてないで、音を奏でている。両手共、それぞれ身体の左右で、空中で指から先を微妙に動かし、名曲も旋律に乗って出てくる。
光源をバックに、両の手を組み合わせる、数多くの影絵を見たが、左右別個に指の形を変化させ、それが即音源になるとは。しかも、ちゃんとメロディで湧き出る。
そういえば、最近この国の若手ミュージシャンが、鋸にバイオリンの弓でこれまた独特の音色を奏でていた。この奏者はなんと、それ用のレクイエムの新曲まで作曲した。
さて、話をテルミンに戻そう。こちらは、ロシアだかの科学者が作ったもので、空間の磁場だとかかの、むずかしい代物である。しかし、そこで手首から先を操って音階を作り出すのだから、ネットで聴くだけでは、驚きが違う。
たとえが足らぬが、大仏の左右のように、両の手の形もそれぞれ異なる様は、TVで観たら、奇術にも見えそうだ。たしかに、希少価値は問える。
しかし、演奏者はもっと純粋に、この楽器に巡り合えた感動から、奏者を望んだのだろう。
どんなオリジナル曲だろうと、唄が伴わない曲なら、演奏する楽器、それの選択が必須だろう。