かいふう

近未来への展望や、如何に。

大阪からの舞台中継、から。

NHK総合で音楽番組。生の迫力は違うんですよ。でも、それでなくても感涙するんだとしたら、現場会場の聴衆の、歌手との熱気と盛り上がりというのは、かなりのものでしょう。
特集が、服部良一さんです。出会いですから、聴いた曲の数と、名曲とおもった本人の好みですから。自分にとっての日本の三人は、そのひとりに服部良一さんですね。音楽ですから、楽しませてもらった。歴史マニアですから、時代背景を感じた。育ててくれた、領域の幅です。藤山一郎さんが歌「青い山脈」♪、笠置シズ子さんが歌「東京ブギウギ」♪、「蘇州夜曲」♪、そして「別れのブルース」♪。必聴。
国民歌謡の域まで行ってます。庶民、民衆、合唱。淡谷のり子さんの哀愁ある歌声だって、戦時統制化、召集された兵士たちを慰問する、故国をおもう彼ら集団を個人的に開放する効果があったからでしょう。
そして、大阪がらみ、となると、昼のお笑い法律番組にレギュラー出演の顔の御姐さん、元海原千里万里の妹さん、司会する上沼恵美子さんの仕切りには、毎度感服する。「大阪ラプソディ」♪の持ち歌の自信もあるだろう。この人のチョー冗句には、癒されてしまう。
欧陽非(クサカンムリつき)非(同)さんの「雨の御堂筋」♪も力強い。
堀内孝雄さんの気取りなき熱唱には感動した。亡き僚友河島英伍さんの詞曲「酒と泪と男と女」♪、このライブ盤なら、聴き飽きない。さっぱりしてて、すごくよかった。男の友情って、こう表現するんだな、歌手は。その時の体調や気乗りもあるだろうけど。
河島英伍さんが死んだとは知らなかった。いや、以前新聞かに載った。でも死んだとおもえないのはどうしてだろう。こっちがボケたのか、認めたくないのか。もう、伝説まで。