ブルドックソースが16日発表した2007年9月中間連結決算は、税引き後利益が前年同期の4億円の黒字から19億円の赤字に転落した。米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンの敵対的TOB(株式公開買い付け)に対抗して買収防衛策を発動した費用などとして約35億円の特別損失を計上したためだ。
ブルドックによると、通期決算を含め税引き後赤字となったのは初めて。
特損の内訳は、スティールが保有していた株式の買い取り費用約21億円、弁護士や財務アドバイザーへの支払い約7億円など。佐藤貢一取締役は記者会見で「企業価値が毀損すると判断して対応した。その費用として(妥当と)とらえている」と強調した。
中間決算の売上高は前年同期比6・6%減の80億円、本業のもうけを示す営業利益は同62・9%減の1億円だった。08年3月期連結決算の業績予想でも、税引き後利益は5億円の黒字から17億円の赤字に転落する見通しだ。
買収防衛策の発動以降、スティールの持ち株比率は10・15%から5・41%に低下した。(読売)
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エイゼンシュタイン監督「戦艦ポチョムキン」のオデッサ階段の有名なシーン。
石像の眠れる獅子が、市民を弾圧する軍隊の発砲で傍耳を立て目覚め、そして怒りに吼える。
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掲載は、ブルドックのラインナップ。