かいふう

近未来への展望や、如何に。

ある会社が、監理ポストへ。そのマークをおもいだす。

海外プラント工事の失敗で、2008年3月期の業績予想を大幅に下方修正したIHIは11日、社内調査の結果、2007年3月期にさかのぼって約300億円の営業損失を計上する必要があると発表した。

同期の本業のもうけを示す連結営業利益は、発表済みの246億円から約50億円の赤字に転落する。

一両日中に、正式に決算修正を行い、釜和明社長ら経営陣の社内処分も公表する見通しだ。

IHIの発表を受け、東京証券取引所は11日、第1部に上場しているIHI株式を、上場廃止の可能性を投資家に知らせる監理ポストに割り当てた。訂正規模が巨額で、投資家に与える影響が大きいと判断したためだ。

東証の基準では、有価証券報告書に重大な虚偽記載がある場合には、上場が廃止される。今後、IHIから事情を聞いたり、資料の提出を求めたりして、上場廃止基準に該当するかどうかを審査する。

虚偽記載が決算にどの程度の影響を与えるか、故意に行われたものか、などが重要な判断基準になる。

IHIは9月28日に08年3月期の業績予想の大幅下方修正を行った際に、07年3月期にさかのぼって修正する可能性があると公表していた。その時の営業損失の見込み額は280億円だった。(読売)
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かって、とある大都市の、乗降客が大量に吐き出される主要駅から、幹線道路を横断して、勤務現場に日参していた時があった。
その隣のビル。10階建てはあろうかとおもわれた建物に立体駐車場が併設されていて、その駐車場の平地に大きな円形の車の入出機が据わり、係員が操作、上階へと納める。
その円形の鉄の板に、IHIのマークが付いていた。
車の出し入れに、180度回転しても、マークが読める。
『流石と、石川島播磨っ』と、声はかけなんだが。

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十代後半というのは、はしゃげる時なのだろう。お膳の食卓を囲む、家長の子どもとして、未だ身体的に離れていない感覚から脱し、体力も増進して、外へと出て行く気力も増す。
学級委員も務める女子が、なんか波長が合うな、とおもいつつ、卒業も近いある日、その女子生徒が、背中に乳呑み児を襷に背負うのを、想像してしまっても、かまわないだろう。
いやだな、とおもっても、時は止まらないのだ。若い溌剌とした女学生が、やがて、子育てに糠味噌臭くなっても、『そんなの関係ないっ』、もとへ、大きなお世話よ。
その子の就職先が、たしかIHIだった。しばらくして、某紙面、テレビの読後感に載った投稿者名も、おそらく彼女だったろう。
更に驚いたことがある。後年、点字講座を修了して、先輩たちの足跡、すなわち点訳奉仕の仕上げた本の点訳者の中に、彼女の名を見つけた時は、同一人か、いやそうだ、と確信した。あの子なら、やるね、と。
修了だけの者だから、更にあの分厚い点訳書をひとつやり遂げた労苦を、おもえる。点訳同期は、ありえない時間のずれ。
残念ながら、ヒネクレ者の自分は、ユーミンの「卒業写真」♪みたいな写り方してないので、同窓会の類は、中も高も差別無く、行かん。
何年か前、自宅近くですれ違った。どっちが自転車だったかも、もう忘れた。
気付いた彼女は赤面したようだ。こちらは、無愛想に声もかけなかった。
何故赤面したのだろう。歳からおもうに、若い。とても背中に乳呑み児を背負った、それを経て来たとはおもえない。大企業に就職できた人だから、気立てがいいから、子育て終えても、あの若さなんだ、とこっちが素っ気無いだけさ。