かいふう

近未来への展望や、如何に。

TVの面目躍如.その48。NHK大河ドラマ「風林火山」、最終回。

kaihuuinternet2007-12-16

「決戦川中島」で終わるんだ。待ち遠しくて、久しぶりにワクワクしてました。
視聴者のひとりにしては、思い入れがありました。何か、見えないものに、引かれているようで、自分は見るべき者なんだ、と。
主演の内野聖陽さんの黒鎧兜に同色衣、気合も充分、最後の大立ち回りも緑の草原に、傷だらけ満身創痍の口から息吐いての苦悶と回想。その表情だよ、と。
ガクト謙信は白刃に白馬で向かって来る、ロングショット。頭の白い法衣はなくても、執念の形相が途切れなく、白い旗の毘沙門天の化身が現れていました。
方や鎧兜に赤衣の市川信玄の軍配で受けるカットの連続も、息呑んで視てました。
カラーが登場人物を象徴的に、観る少年たちにも分かりやすかった。
武田武者たちが、勘助の遺骸を囲んでの、勝鬨の声を上げるローアングルからの青い空。
今でも余韻が残ってますよ。今を去ること四百五十年、かくも戦国の時代に、困難な生き方を強いられたあまたの武将達。
これは、約束事。別離はあること。でも勇気だよね。
ありがとうございました。

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今川家の尼僧の生母の亡き息子の首の箱を抱く藤村志保さん。まさか、大映時代からの京女のいぶし銀の芝居を観られるとは。
かって、吉良家の、討ち入り時の郎党の墓所を某寺院に訪ねし折、同じ敷地内に見つけた今川家の墓石。それに、吉良家は上杉家に所縁がある。
またかって、鎌倉海岸近く、落成式も間もない名刹の奥、山茶花の垣に導かれて入った北条執権代々の墓地。
そして甲府は、武田神社善光寺、更に景徳院。
これだけ並べたら、思い入れがあって、当たり前でしょう。どこも独り旅ですから。
言ってみれば、自分の日本史探訪の総仕上げで観た番組でした。