かいふう

近未来への展望や、如何に。

「長周期地震動」の高層ビルをCGで見られる。

kaihuuinternet2007-12-17

ゆっくり長く揺れる「長周期地震動」に襲われた高層ビルのフロアで家具が激しく動く様子をコンピューターグラフィックス(CG)を使って見られるシステムを東京工業大学の翠川(みどりかわ)三郎教授(地震工学)らが開発した。

建物の制震設計や家具の固定などの対策に役立ててもらう。

長周期地震動は大地震の際、震源から数百キロ離れた場所などが周期数秒で揺れる現象。高層ビルでは揺れ幅が大きくなり、数分以上続く心配がある。

研究チームは、縦横約3メートルの震動台を作り、長周期地震動を受けた机やいす、棚がどのように動くかを確認。その上で、地震波に応じ、建物の各フロアに置かれた複数の家具が同時にどう動くかコンピューター上で再現できるようにした。

東海地震が起きた設定で、首都圏の30階建てのビルが最大1メートルの揺れ幅で約2分揺れる様子をみたところ、いすとコピー機がまず動き出した。揺れが激しくなるにつれて、棚が倒れ、着席している人がしがみついていると想定した机も左右前後に何度も往復した。

けがの予防には机の下に潜り、脚をしっかり持つのが効果的だとわかった。翠川教授は「何分も続く揺れによる住民の精神的なショックは大きい。揺れの様子を知り、混乱の起きないような避難計画を立てる必要もある」と話している。(読売)
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掲載は、劇映画「超高層のあけぼの」のモデルにもなった、東京霞ヶ関ビル