かいふう

近未来への展望や、如何に。

それ、デモエピ?チベット人

ニューデリー=永田和男】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は6日、亡命政府を置くインド北部ダラムサラで声明を発表し、「最近の抵抗運動が中華人民共和国プロパガンダを粉砕した」と3月以来の暴動が中国国内でのチベット族住民に対する圧政ぶりを白日の下にさらしたと指摘したうえ、「世界はもはやチベット問題を無視出来なくなった」とも語り、国際社会の関心を呼び覚ました意義を強調した。

AFP通信によると、亡命政府のリンポチェ首相は5日、暴動発生以来のチベット人側の死者が「150人を超えたことを確認した」と明らかにした。ダライ・ラマは声明で、中国政府の武力弾圧強化に懸念を示したうえで、チベット人側には「どんな挑発があっても非暴力に徹することが重要だ」と述べ、非暴力路線こそ、国際社会の支持の源泉でもあると強調して武力に訴えることを戒めた。

声明でダライ・ラマ北京五輪について、「いかなる妨害もすべきではない」と述べ、聖火リレーなどの阻止行動は、中国の一般大衆にチベット人への憎悪を抱かせるだけで無益だ、と強調した。(2008年4月6日読売)
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たしか、本日は、お釈迦様が生誕日であろう。幼稚園での式典での甘茶で、覚えている。
関西、某宗の高僧の方が、珍しく、声明を出されたそうだ。
宗教者、同じ仏教者として、最近のチベットの暴動騒ぎと、事件犠牲者続出のニュースに、とうとう、異例の抗議声明を、TV番組出演時に発言に至ったらしい。
そうだ、らしい、とは白々しいけれど、スタンスを感じるからだ。
それでも、ここで以前、ユーチューブを介して、降雪の高山を越境するチベット少年僧たちを狙撃した事件、は載せた。
今走っている聖火が、何処を目指しているかを知ってる人々が、その到着地を擁する政府当局に対して、錯綜する情報から、それらがテロであると判断したら、その怒りをぶつけるのも、わかろうというものだろう。
無関心にしてしまう程老いた、という自分をも知りたくはないからだ。
クルド人チェチェン人も、ここで取り上げて、チベット人を取り上げない手は無い。