環境省は4日、全国のわき水や河川などから選んだ「平成の名水百選」を発表した。
1985年発表の「名水百選」に続くもので、全国の「名水」はこれで合計200か所になった。
長崎県を除く46都道府県から162の応募があり、検討委員会(委員長・岡田光正広島大教授)が<1>水質・水量<2>周辺の生態系<3>近づきやすさや安全性<4>水利用の状況<5>保全活動<6>故事来歴や希少性−−を基準に選んだ。
今回重視したのは保全活動が熱心に行われているかどうか。集落内にわき水の水路を巡らせ、生活用水として活用する滋賀県高島市の「針江(はりえ)の生水(しょうず)」、住民が長く保全に取り組む熊本県嘉島町の「六嘉(ろっか)湧水群・浮島」などが典型例だ。
和歌山県那智勝浦町の「那智の滝」などの名勝、絶滅危惧(きぐ)種の小魚「ムサシトミヨ」が生息する埼玉県熊谷市の「元荒川ムサシトミヨ生息地」、古事記や日本書紀に登場する滋賀県米原市の「居醒(いさめ)の清水」なども入っている。
これまでの名水百選では、高知県の四万十川、仙台市の広瀬川などが有名。(読売)
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前日、日本の、還暦を過ぎた会長さんの某企業が、バングラデシュで、水害被害後の傷跡も残る村落を巡り、新開発した、美味しい水を精製する粉末化学製品を、村民たちに実演するのを、某TVで視聴した。
洗濯する池の水を使用して、食事するという。ヒ素中毒の脚のデキモノも痛々しい。
その粉末化学製品を小匙で、撹拌すると、反応して、透明な水と沈殿物に分かれる。さらに、ポリバケツを幾つか段々に並べて濾過する手間も入るのだけれど。
先の被害で母親と兄を亡くした村の少女の、その水を飲んだ笑顔が輝いていた。
その地の村長の無料配布の要望も、企業としての会長さんの回答も、至極もっともだ。
そんな光景を視て、その美味しい水と、彼らの気持ちの清さまで、受け取れた。
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すると、丹沢山系でぺットボトルに入れた、また忍野八海の流れる湧き水は、「昭和」のそれで、今回倍増という取り扱い方ですな。