かいふう

近未来への展望や、如何に。

それ、デモエピ?『国際指標が1日で過去最大の10・75ドルも上昇、って何』

kaihuuinternet2008-06-07

【ニューヨーク=山本正実】6日のニューヨーク商業取引所原油先物相場が急騰した。

国際指標となるテキサス産軽質油(WTI)の7月渡しの終値はし、1バレル=138・54ドルを記録した。これまでの最高値を一気に5ドル超も上回った。過去2日間の上昇率は13%。一時は139・12ドルまで上昇し、取引途中の最高値も更新した。

米国で失業率が大幅に悪化したことを背景に、ドルがユーロなどの主要通貨に対して下落、ドル建てで取引される原油市場に投機マネーが流入した。中東情勢の緊迫化に伴う供給懸念からも買われた。

原油急騰は世界中のガソリン価格の一層の上昇圧力ともなる。さまざまな商品の値段が上がり、個人消費や企業業績の停滞を招く恐れがある。

一方、ニューヨーク株式市場は、米国の景気後退懸念から全面安となり、ダウ平均株価(30種)が前日比394・64ドル安の1万2209・81ドルと反落、約2か月ぶりの安値で取引を終えた。下落幅は世界同時株安だった昨年2月27日以来の大きさ。取引途中には一時、前日比412・39ドル安まで下落した。

原油の高騰が嫌気されたほか、6日に発表された米雇用統計で失業率が急上昇したことで、「米国の景気低迷が長引く」との見方が広がった。

インフレ懸念が強まったことで、金や穀物などの商品先物も軒並み値上がりし、金先物は取引の中心となる8月渡し価格が前日比23・50ドル高の1トロイ・オンス(約31グラム)=899・00ドルで取引を終えた。シカゴ商品取引所のトウモロコシの先物価格(7月渡し)も最高値を更新した。(読売)
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もう昔の昔。見習い期間ぐらいしか居なかった職場で、同僚の若い人を当時の自宅に招いた。
人柄もいいし、話を聞いたら、北海道美唄出身というので、それ以上は聞かなかったが、実家閉山の炭鉱街から、ひとり海峡渡って来たのだと、勝手に想像した。
山田洋次監督の劇映画「家族」は、北九州だったかの炭鉱離職者が、日本縦断して、津軽海峡を渡り、酪農業に新天地を求めるものだが、脚本で聞かせたのだろう、転職でそこまで極端するか、という観客を、家族になった俳優たちの名演技で北の大地までも、連れて行ってしまったのだった。
それで、最近は、原油が資源紙面の主役というか、もう投機でしょうに。
豪州が百年に一度の旱魃で、農作地はカラカラ。それで、その大陸の鉄鉱石やら、石炭やらが数倍の値段に跳ね上がったのを知ると、カラオケで昔なつかしい「炭坑節」♪を、国内炭採掘のブーム再来を踏んで、平成バージョンで仕込んでおこうかなどと、おもってしまう。
しかし、余興のそれでなく、採炭を具体的に会社を起業して、雇用を確保となると、気が遠くなる。今でも熟練労働者が集まるのだろうか。技術継承は、現在も可能なのだろうか。
現在、露天掘りで、北海道は、生産現場が数はあるそうだが。
石油というエネルギーが、オイル・マネーとして、市場を席捲してからは、もはやその時代で通ってきたから。

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公的なTV局で、スペシャルと銘打ち、番組後半を、日本、米国、そして中国を結んでの中継で討論の場を設けた。CO2削減と、先進国と途上国の対処でである。
中国の排出ガスが、新大陸まで到達するそうだ。石炭が豊富な中国は、それでいく。原価が安いが、排出ガスは出る。
だから本日も、投機もあって、原油ウナギのぼりか。
ガソリンも、以前給油は140円台。国会審議で120円台。それが再可決で、現在170円台?
掲載は、青函トンネル
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NHKTV、お昼過ぎ、「スタジオパーク」ですか、山田洋次監督がゲストといことで、ラジオで聴きました。
三島さんの悲劇的事件、からリアクションかどうか知らないが、
山田洋次監督・脚本の喜劇「寅さんシリーズ」に、国民の視線が行ったんでしょうか。俳優渥美清がライフワークで日本列島を縦断する訳ですね。自分も、ご多分に漏れず、多からず、その喜劇作品の数々に観客になりました。ならば、脚本家としての山田洋次の業界貢献、なる論評が出てきてもいい、とおもいます。
彼の後半の、時代劇ものも、業界を活気づけ、健在ぶりを示しました。就職映画会社との、極めて良好な信頼関係の優等生でしょう。
インタビューで父親が国鉄の技師、そうか、「家族」という、九州筑豊の炭田の離職者が、北海道の原野に酪農入植の話、合点しました。ライバル社と違う、松竹の大船路線を実直に継承されたのでしょう。
稀な極めて限定的な、凄惨にして思想的事件。
それから、対極に位置する大衆娯楽喜劇お笑いに、国民の閉塞感打開に、山田洋次監督・脚本シリーズは、よく答え得たのでしょう。