新型コロナウイルスの世界全体の感染者数が累計104万人。
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の日本時間4日未明時点の集計によると、新型コロナウイルスの世界全体の感染者数が累計104万人を超え、死者も5万5000人に達した。感染者数は3月26日に50万人を超えたばかりで、わずか1週間余りで倍増した。
米国で爆発的に感染者が急増し、死者が最も多いイタリアのほかスペインなどでも患者数が大きく増加したことが背景にある。世界的な感染拡大は深刻さを増し、各国政府が商業活動を休止させたり、航空機の運航を見合わせたりしたほか、多くの人が自宅待機を強いられているが、感染者や死者の増加に歯止めがかからない状況だ。
2日、ドイツ中部ノルトハウゼン近郊の空港で、新型コロナウイルスに感染したフランスの患者を運ぶ医療従事者(AFP時事)
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日の記者会見で、「急激な感染の増加を深く懸念している」と述べ、各国に一層の対策を求めた。
AFP通信は、多くの国で重症患者に対してのみコロナウイルスの検査を実施していることから、実際の感染者数はさらに膨れ上がるとみられていると報じた。
感染者数が最も多いのは引き続き米国で約24万6000人。次いでスペイン(約11万8000人)、イタリア(約11万5000人)、ドイツ(約8万6000人)、中国(約8万2000人)の順に多い。
死者はイタリア(約1万3900人)が最も多く、スペインも1万人を超えた。米国(約6000人)、フランス(約5400人)、英国(約3600人)、中国(約3300人)が続く。
また、カナダのメディアによると、同国の感染者は前日の9017人から1万1131人に増加。死者は161人。東部ケベック州は1日、不可欠な場合を除く州境間の移動を規制するため、州境の一部に警察の検問所を設けた(時事)
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「インスタグラム」投稿が、気になりだした。
最近では。医療従事者の、看護師の方々のそれ。
皆、一様に。健闘した直後の、マスクを外した顔を、真正面から、載せている。
労働の後。疲労した顔々。皆、若く。本来であれば、美しい。と、形容すべきが。
皆、愛おしい。
疲れ切った子供が、親に甘える表情でもありそう。
実際、故郷から離れて。仕事場近くに、越してきて。全力を出し切っての、すぐバタンQする様子だから。
懐にハグしてやりたい。親ごごろをかき立てるな。
いいよ。誇り高き若者たちよ!、世界に、兄弟姉妹に、示したまえ!
彼らの飾らない投稿から。今、現在。この世界で最も緊急課題、それが、わかろうというものだ。
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国内では、コメディーバンド「ドリフターズ」のひとりであり、オリジナル「バカ殿さま」の、志村けんさんが、感染罹患。まさかの急死。お酒とタバコが、重篤を呼び、帰らぬ人となった。
顔面白塗り化粧。あれは、何処からの、倣いか。
倣いは、系譜だ。辿れば、見えてくるものが、あるのではないか。
あ、そうか。歌舞伎にも、女形で白塗りはあったっけ。
「天井桟敷の人びと」、仏名画である。この主人公の道化師は、顔面白塗り化粧。
コメディー・フランセーズといえば、起源発祥は、ルイ王朝あたりか。
誰かが言、伝統です。その系譜、継承者のひとり。ジャン・ルイ・バロー、彼が演じるは、劇場外は、「ナチズム」のパリ占領の【国難】。監督マルセル・カルネと共に。侵略者に抵抗する、タレントある集団の、揶揄劇映画。バローは、戦後。三島作品も上演する。
いずれにしろ。コメディーバンド出身の「バカ殿さま」は、コメディーにこだわり、考えたであろう。その先輩は、「クレージーキャッツ」、系譜でしょう。
観客国民の大多数の声が、喜劇と評価するのだから。知らぬ間に見送った寂寥感は、それを正解とするものだろう。
『殿、ご油断めさるな。梅干をばめされよ。』